ゆず
先日、大好きな先輩看護師さんが、天国に逝ってしまいました…
私が今までで一番、悩んだときに一緒に考えてくれて
ある決断をした私に、黙って手を差し伸べてくれた人
病気が分かってからも
「痛くも何ともないから自分でもどこが病気なのか全然わからないのよ~」っと、話していた先輩
私も、絶対に治って欲しい!と願ってお守りを買ってみたり、
きつい治療にも 「頑張って!」 と応援をしました
でも、内地での治療を中断し、宮古島へ戻ってきた1月・・・
どこが病気か分からないと言って笑っていた先輩が
体調が良くない、と受診をして外来のベッドで休んでいました
そして、私の顔を見るなり、涙をボロボロと・・・
訪問看護のナースとして、頑張ってきた先輩
これまでにたくさんの方をご自宅で看取ってきたと思います
この先、どんな風に体が変わっていくのか、誰よりも分かっていたと思います
何にも知らないことも不安ですが、
全部知っていた先輩はどんな思いで独りの時間を過ごしていたか・・・
それでも
自宅へ行くといつも、「ご飯食べてって~っ!」 っと笑顔で迎えてくれて
治療中に坊主にした頭を撫でながら、「ちょっと伸びてきたの~」 なんて言って笑っていました
医療者なのに、何にもしてあげれらない・・・
先輩の体がどんどんちっちゃくなっていってしまうのを見ながら
何にも出来ないことが、本当に嫌になっちゃいました・・・
それでも・・・と思い企画した、
先輩と先輩が可愛がっている猫たちの 『今日のにゃんこ』 のテレビ出演と
知人と共同で作成した思い出のアルバム作成
私の思いに賛同し、協力してくださる方もいて、番組の撮影日も放送日も決まり
先輩が看護師としてスタートした病院や、ご主人と出会うきっかけとなった、その町を取材してもらって
たくさんの思い出を拾い集めました
そんな風に、先輩への色んな思いを込めて準備したけど・・・
どちらも、間に合わなかった・・・
アルバム作成中に先輩のご主人に 「先輩が好きたっだ場所」 をきいて撮ってきた
タカズパーラーから見える夕陽

今まで見た中で一番きれいに沈んでいきました
先輩に見せてあげたかったな・・・
先輩が亡くなる前日、3月に高校を卒業する娘さんと
中学を卒業する息子さんの卒業式が自宅で行われました

意識も朦朧とする中、しっかりと目と心に焼き付けるように
起き上がって式の様子を見ていた先輩
記念撮影では、座るのもやっとの体を息子さんとご主人に支えられながら立ち上がり、
みんなで “最後” の記念撮影をしました
卒業証書を凛とした姿で受け取る、子供たちの姿をみて
安心してしまったのかな・・・
翌日、先輩は42歳という若さで、あっという間に天国へ旅立って逝ってしまいました・・・
検診でたまたま病気が見つかって
たったの1年・・・
先輩が亡くなった翌日は旦那さんのお誕生日でした
きっと、この日は避けたはずね・・・
最後の最後まで、いい奥さんだねっ

今でも、あのドアを開けると、訪問看護のユニフォームを着た先輩が
カルテを開きながら、にっこりと迎えてくれそうな気がしています
今回、先輩が病気になってしまったことで、いろいろ考えることがありました
今まで、患者さんやご家族の気持ちに、ちゃんと寄り添って来れたのかな・・・
こんな思いで家族や知り合いが患者さんを思っていること、考えてたかな・・・
そして、いっぱい、いっぱい泣きました・・・
先輩が経験させてくれた、今回のこと
無駄にしないように私も頑張らなくちゃ・・・

みんなの気持ちが沈んでいる中、この子がいつも気持ちを和ませてくれました
あ、祭壇用の障子も破ったけどねっ
でも本当は、病気になった先輩と一番長く時間を過ごした、ゆずちゃんもサミシイはずね・・・
私が今までで一番、悩んだときに一緒に考えてくれて
ある決断をした私に、黙って手を差し伸べてくれた人
病気が分かってからも
「痛くも何ともないから自分でもどこが病気なのか全然わからないのよ~」っと、話していた先輩
私も、絶対に治って欲しい!と願ってお守りを買ってみたり、
きつい治療にも 「頑張って!」 と応援をしました
でも、内地での治療を中断し、宮古島へ戻ってきた1月・・・
どこが病気か分からないと言って笑っていた先輩が
体調が良くない、と受診をして外来のベッドで休んでいました
そして、私の顔を見るなり、涙をボロボロと・・・
訪問看護のナースとして、頑張ってきた先輩
これまでにたくさんの方をご自宅で看取ってきたと思います
この先、どんな風に体が変わっていくのか、誰よりも分かっていたと思います
何にも知らないことも不安ですが、
全部知っていた先輩はどんな思いで独りの時間を過ごしていたか・・・
それでも
自宅へ行くといつも、「ご飯食べてって~っ!」 っと笑顔で迎えてくれて
治療中に坊主にした頭を撫でながら、「ちょっと伸びてきたの~」 なんて言って笑っていました
医療者なのに、何にもしてあげれらない・・・
先輩の体がどんどんちっちゃくなっていってしまうのを見ながら
何にも出来ないことが、本当に嫌になっちゃいました・・・
それでも・・・と思い企画した、
先輩と先輩が可愛がっている猫たちの 『今日のにゃんこ』 のテレビ出演と
知人と共同で作成した思い出のアルバム作成
私の思いに賛同し、協力してくださる方もいて、番組の撮影日も放送日も決まり
先輩が看護師としてスタートした病院や、ご主人と出会うきっかけとなった、その町を取材してもらって
たくさんの思い出を拾い集めました
そんな風に、先輩への色んな思いを込めて準備したけど・・・
どちらも、間に合わなかった・・・
アルバム作成中に先輩のご主人に 「先輩が好きたっだ場所」 をきいて撮ってきた
タカズパーラーから見える夕陽

今まで見た中で一番きれいに沈んでいきました
先輩に見せてあげたかったな・・・
先輩が亡くなる前日、3月に高校を卒業する娘さんと
中学を卒業する息子さんの卒業式が自宅で行われました

意識も朦朧とする中、しっかりと目と心に焼き付けるように
起き上がって式の様子を見ていた先輩
記念撮影では、座るのもやっとの体を息子さんとご主人に支えられながら立ち上がり、
みんなで “最後” の記念撮影をしました
卒業証書を凛とした姿で受け取る、子供たちの姿をみて
安心してしまったのかな・・・
翌日、先輩は42歳という若さで、あっという間に天国へ旅立って逝ってしまいました・・・
検診でたまたま病気が見つかって
たったの1年・・・
先輩が亡くなった翌日は旦那さんのお誕生日でした
きっと、この日は避けたはずね・・・
最後の最後まで、いい奥さんだねっ

今でも、あのドアを開けると、訪問看護のユニフォームを着た先輩が
カルテを開きながら、にっこりと迎えてくれそうな気がしています
今回、先輩が病気になってしまったことで、いろいろ考えることがありました
今まで、患者さんやご家族の気持ちに、ちゃんと寄り添って来れたのかな・・・
こんな思いで家族や知り合いが患者さんを思っていること、考えてたかな・・・
そして、いっぱい、いっぱい泣きました・・・
先輩が経験させてくれた、今回のこと
無駄にしないように私も頑張らなくちゃ・・・

みんなの気持ちが沈んでいる中、この子がいつも気持ちを和ませてくれました
あ、祭壇用の障子も破ったけどねっ

でも本当は、病気になった先輩と一番長く時間を過ごした、ゆずちゃんもサミシイはずね・・・